
名古屋には、他の都市では味わえない独自の食文化「名古屋めし」があります。甘辛い味噌だれ、濃厚な赤味噌出汁、パンチのあるタレ——どれも一度食べたら忘れられない個性派揃いです。今回は、発祥の老舗から名古屋駅周辺でアクセスしやすいお店まで、ジャンルごとに代表的な名店8つをご紹介します。名古屋旅行の食事選びにぜひ役立ててください。
1. ひつまぶし/あつた蓬莱軒 本店
明治6年(1873年)創業、ひつまぶし発祥の店として知られる老舗。備長炭で香ばしく焼き上げた鰻に、140年継ぎ足されてきた秘伝のタレをくぐらせる伝統の味です。そのまま食べる、薬味を乗せる、お茶漬けにする——1人で3つの味を楽しめるのも魅力。
エリア: 熱田区神戸町(熱田神宮のすぐ近く)
おすすめポイント: 発祥店ならではの本格的な味。観光と合わせて訪問しやすい
注意点: 人気店のためランチ・休日は行列必至。早めの訪問がおすすめ
2. 味噌カツ/矢場とん 矢場町本店
昭和22年(1947年)創業、名古屋の味噌カツを代表する老舗。南九州産の豚肉に、1年半熟成させた天然醸造の豆味噌だれをたっぷりかけた一品が看板メニューです。
エリア: 中区大須(矢場町駅から徒歩5分ほど)
おすすめポイント: 味噌・ソースの「半々」で2つの味が楽しめる
注意点: ランチタイムは混雑するが回転は早め
3. 手羽先/風来坊 栄店
手羽先唐揚げの元祖とされる老舗チェーン。甘辛いタレをまとわせた香ばしい手羽先は、ビールとの相性が抜群です。名古屋では「風来坊派」と「山ちゃん派(コショウ系の辛さが特徴)」に分かれるほどの人気メニュー。
エリア: 中区栄(地下鉄栄駅から徒歩4分)
おすすめポイント: 名古屋の居酒屋文化を体感できる
注意点: 夜営業中心の居酒屋スタイル
4. きしめん/きしめん 住よし
JR名古屋駅のホーム内にある立ち食いスタイルの老舗。国産小麦粉のみを使った無添加の麺が特徴で、移動の合間にもサッと立ち寄れる手軽さが魅力です。
エリア: 名古屋駅構内(新幹線・在来線ホーム上、複数店舗あり)
おすすめポイント: 電車の待ち時間に気軽に名古屋めしを体験できる
注意点: 立ち食いスタイル、混雑時間帯は要注意
5. あんかけスパゲッティ/スパゲッティ・ハウス ヨコイ KITTE名古屋店
50年以上愛され続けるあんかけスパゲッティの元祖。10日以上熟成させたピリ辛のオリジナルミートソースと、2.2mmの極太麺が特徴です。
エリア: 名古屋駅直結「KITTE名古屋」地下1階
おすすめポイント: 駅直結でアクセス抜群。一番人気は「ミラカン」
注意点: ボリュームが多いので、量を選べるシステムを活用すると安心

6. 天むす/天むす千寿 本店
昭和55年(1980年)創業、天むす発祥の店。小エビの天ぷらをコシヒカリでふんわり握った一口サイズのおにぎりで、手土産にも人気です。
エリア: 中区大須(上前津駅から徒歩5〜7分)
おすすめポイント: 持ち帰りやすく、新幹線移動中のおやつにも最適
注意点: イートインは昼の時間帯のみ対応
7. 小倉トースト/喫茶まつば
名古屋現存最古の喫茶店のひとつで、小倉トースト発祥の店から暖簾分けを受けた老舗。バタートーストに自家製の小倉あんを合わせる、名古屋モーニング文化を象徴する一品です。
エリア: 西区円頓寺商店街
おすすめポイント: 昔ながらの喫茶店の雰囲気と、本場の小倉トーストを同時に味わえる
注意点: モーニングサービスは午前中限定の店舗が多いので時間帯に注意
8. 味噌煮込みうどん/山本屋本店(名古屋駅店)
愛知県特産の赤味噌をブレンドした濃厚な出汁に、コシの強い自家製麺を土鍋で煮込む名古屋の冬の定番。名古屋駅構内にあり、英語メニューも用意されているので海外からの旅行者にもおすすめです。
エリア: 名古屋駅「うまいもん通り」(広小路口)
おすすめポイント: 駅直結+英語メニューありで観光客にも利用しやすい
注意点: 麺が硬めなのが特徴。初めての方は少し驚くかもしれません
まとめ
名古屋めしは、どれも「これぞ名古屋」という強い個性を持った料理ばかり。今回ご紹介した8店は、発祥の老舗から駅周辺でアクセスしやすい店まで幅を持たせているので、旅行の日程やルートに合わせて選んでみてください。